John Smedley

ブログをご覧の皆様、こんばんわ。

前回の更新からずいぶんご無沙汰してしまいスミマセン。

 

 

 

今年最初の入荷案内はジョン スメドレーのニットからです。

『ジョンスメ』といえば、ニュージーランド産メリノウールの上質な肌触りが有名ですが、今回ご紹介するのはシーアイランドコットンを使用したもの。ご愛用の方も少なくないと思いますが、ここで歴史と素材を中心に簡単におさらいしてみます。

<歴史>

創業は古く、今から220年以上前。フローレンス・ナイチンゲールの叔父にあたるピーター・ナイチンゲールと、ジョン・スメドレーの両氏によって1784年に設立されました。当初は綿紡績が中心でしたが、18世紀の終わりには、靴下製造や毛織物業まで事業が広がっていきました。

その後、1888年には当時最先端の紡績機と編み機を導入し、ファインゲージ ニットウェアの製造に着手。その製品はイギリス内には匹敵するものがないと言われるほど、キメ細かい編目の美しいものだったそうです。

<素材>

最高のニットウェアとして今に伝えられる理由のひとつが、素材であるシーアイランドコットンです。気候、土壌、正しい農法が必要とされるこのコットンはイギリスではステータスシンボルとされますが、英国王室での、綿製品はシーアイランドコットンを使うという旧いしきたりの影響が大きいようです。エリザベス1世がシーツやネグリジェに使って以来、貴族、紳士階級に愛されてきた歴史を持っています。

一般的なコットンに比べ、繊維が約2倍ほども長く、シルクに次ぐ細さが特徴です。繊維の長さは糸の強度を高め、細さは糸として撚ったときに繊維の数が多くなるため、糸に空気が含まれ、吸湿性や温度の遮断性が高まります。さらに、シルクのような光沢とカシミアのような肌触りを兼ね備えています。

 

 

 

そして高い技術により編みあがった身頃や袖などのパーツは、手作業でひと編みごとに機械にかけられ、縫い合わされます。首回りのカットや襟リブの編みも職人による手作業。目の揃った細かい編み目、美しい継ぎ目、すべてが本当に高品質なニットの証しです。

・・・と説明しておきながら、実はシーアイランドコットンのものは着たことがなかったので、この春は一枚試してみようと思っています。きっと、長く愛せる一枚となってくれる事でしょう。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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